三菱アウトランダーPHEVは長距離でも快適に走れるのか。
カタログや試乗では分かりにくい「本当の疲れにくさ」を知るために、実際に約1600kmの長距離ドライブで7泊8日の旅行をしてきました。
結論から言うと、
👉 かなり疲れにくい車です。
ただし、いくつか特徴やクセもあるため、そこも含めてリアルに解説します。
結論|アウトランダーPHEVは長距離向きの車
アウトランダーPHEVは
👉 長距離移動にかなり向いています
理由はシンプルで、
- 運転支援機能が優秀 → マイパイロット
- 高い静粛性 → ガソリン走行時もEVモーターメインで走行で静か
- ガソリン走行も可能 →PHEVならでは
この3つが揃っているからです。
疲れにくい理由①|マイパイロットの運転支援
まず一番大きいのが「マイパイロット」です。
特に長距離移動では、高速道路がメインになりますが、マイパイロットで走行すれば、設定速度を守り、車線維持サポートでハンドル操作をほとんどする必要なく、まるで電車のようにすすんでくれます。
👉 余計な操作は不要
このマイパイロットに任せておけば、車線変更や分岐以外ではほとんど操縦する機会がなくなります。
特に渋滞が発生しているときは、前の車に合わせて停車と発進もほぼ自動になるため、ストレスがほぼありません。
疲れにくい理由②|高い静粛性
静粛性もじわじわ効いています。
アウトランダーPHEVはガソリン走行時でも、基本発電メインでEVモーターを使用して走行するため、エンジン音はさほど聞こえてきません。
👉 とにかく静か
この静かさが想像以上に効いてきます。
長距離運転で疲れる原因の一つとして、「音」がありますが、モーターメインの走行でそれが大きく軽減されます。
また、アウトランダーPHEVはYAMAHA SOUNDの実装のためにかなり車内の防音性能を上げているため、それも静粛性を高めています。
疲れにくい理由③|ガソリン走行も可能
アウトランダーPHEVは、その特徴でもあるEVもガソリンも燃料として走行できます。
EV専用車では航続距離が上がったとはいえ、今回のような長距離走行では、充電が必要になるため、充電設備を設計する必要があります。また、充電時間もまだかかってしまうでしょう。
一方、PHEVであれば、ガソリンスタンドに立ち寄ることで、航続距離が600km程度は延長できるため、ストレスなく走り続けることができます。ガソリン走行でチャージして、そのまま車中泊することもできるため、とにかくフレキシブルなルート設計が可能なのが大きなメリットです。
シートの快適性も高い
実際に長時間座っていて感じたのは、
👉 シートがかなり楽
・適度な硬さ
・シートベンチレーション
・マッサージ機能
シートの作りが良い点に加えて、運転席・助手席にはシートベンチレーションとマッサージ機能もついているので、温度管理、また体勢維持による強張りに対しても、運転を続けたまま改善することができるのは大きなメリットでした。
長時間でも腰や背中の負担が少なくなり、休憩回数も減らせました。
長距離運転で、逆に気になったポイント
かなり快適ですが、気になる点もあります。
■やや燃費が悪い。
長距離走行で、バッテリーが切れたあとはガソリン走行に切り替わりますが、高速走行ではHEVとしてはやや燃費が悪くなるように思います。
チャージしていたので、完全な燃費ではありませんが、15km/ℓ程度の燃費に落ち着きました。
とはいえ、同クラスSUVと比べて極端に燃費が悪いというわけではないので、このクラスの車の燃費として割り切れる範囲かと思います。
車中泊中にエンジンが急にかかることがある
車中泊中にエアコンを使用し続けると、条件によってはエンジンが自動で始動します。
EVモードでバッテリー残量が一定を下回ると強制的にエンジンで発電をはじめるからです。
チャージモードで80%までバッテリー充電可能

車中泊をする予定のときは、目的地につく1時間前くらいからチャージモードで走行するのがおすすめです。
スタート地点では全くゼロだったバッテリーも高速走行で120kmほど走ったあと、上の写真のように十分バッテリーが充電されました。
100%まではチャージできないのでこれ以降はEV走行も始めてしまうのでチャージモードをやめて、SAVEモードで走行します。
実際の疲労感はどのくらい?
今回、約1600kmを走りましたが、
正直な感想は👇
👉 「思ったより全然疲れてない」
もちろん疲労ゼロではありませんが、
・従来のガソリン車
・一般的なSUV
と比べると、明らかに楽です。
アウトランダーPHEVでの長距離走行に向いている人
アウトランダーPHEVは特にこんな人に向いています。
・長距離旅行を車でしたい
・家族も一緒に載せたい
👉 “長距離移動を家族みんなで、楽にしたい人”にはかなり刺さる車です
まとめ|長距離性能はかなり高い
アウトランダーPHEVは
👉 長距離でも疲れにくい車
というのが今回の結論です。
- 運転支援機能(マイパイロット)
- 高い静粛性
- ガソリン走行も可能
これらが揃っていることで、長距離移動の負担が大きく軽減されます。
「長距離運転がしんどい」と感じている人ほど、その性能を実感できる車だと思います。

